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大阪水上バスと大阪の歴史

HISTORY
江戸時代

江戸時代

物流や観光でたくさんの船が日本中を行きかい、大阪(天満橋)は、その集結点(ハブ)として、とても賑わう名所でした。

明治~昭和時代

明治~昭和時代

物流や移動の方法が船から電車に変わり、次第に観光船も下火に。そして太平洋戦争の影響もあり、その姿を消していきます。高度成長期には、近代化を進めるため川を埋め立て、東横堀川の真上に高速道路を建設。川には、生活用水や工業用水が流れ、水辺が生活の裏側となっていきました。

昭和58年(1983年)以降

昭和58年(1983年)以降

長い間、川から観光船の姿は少なくなっていましたが、水都大阪の復活を目指して、1983年10月に大阪水上バス株式会社が開業。同年、大川(旧淀川)でアクアライナーの運航を開始しました。
ここから大阪の川から見る景色が、観光資源として再び注目を浴び、水都大阪の復活に向けて加速し始めました。

これまでのクルーズ

通勤船

通勤船

今、関東でも実証実験が行われている「通勤船」。
実は大阪水上バスも、開業時から2005 年まで運航していました。大阪市役所がある淀屋橋(中央区)~毛馬・友渕(都島区)を繋ぐ航路で、毎日朝夕運航していました。船内では、コーヒーをの飲みながら新聞を読むサラリーマンの姿も。割と最近までやっていたので、乗ったことある方も多いのでは!?

通勤船
大阪城・中之島コース

大阪城・中之島コース

開業時は朝夕は通勤船。昼間は観光船として運航していたアクアライナー。
大阪城港を出航し中之島を巡る現在と同じコースは、開業時から変わらない、大阪水上バスの定番コースです。大阪城や中央公会堂、大阪造幣局といった名所はもちろん、街並みは年月によって進化しているので、何度乗っても楽しめるコースです。

大阪城・中之島コース
夜桜クルーズ

夜桜クルーズ

大阪城・中之島コースは、水都大阪の桜の名所でもあります。
毎年春にはお花見クルーズを運航していますが、昔から特に人気なのが夜桜クルーズ。お酒片手に、川沿いの夜桜をゆっくり鑑賞するのが大人のたしなみとして、親しまれてきました。

夜桜クルーズ
お月見クルーズ

お月見クルーズ

十五夜には、アクアライナーでお月見クルーズを運航。
船内では琴の演奏もあり、季節を感じられるクルーズとして、多くの方にご利用いただきました。

お月見クルーズ

こんな一風変わった
クルーズも!

有馬記念クルーズ

競馬好きの社員が考えたクルーズ。
有馬記念開催日に「有馬記念クルーズ」と題して、チラシを作って告知をしていたことも。笑
船内で結果を予想しあう声もチラホラ・・・

有馬記念クルーズ

あったか鍋クルーズ

「ひまわり」で実施したこともある鍋クルーズ。
実はそのアイデアの原点は「アクアライナー あったか鍋クルーズ」でした。
船内で火鍋を食べられるという当時としては、かなり珍しいクルーズで、
仕事帰りのサラリーマンに人気でした。

あったか鍋クルーズ

新しい船も登場

1987
あったか鍋クルーズ

ぷらってぃ(現・アクアcielo)

屋根が前後に大きく開く船体はとてもめずらしく、多くのお客様を驚かせた。ミステリーのトリックとしても使われている。

1989
サンタマリア

サンタマリア

天保山・海遊館の開業にあわせて運航をスタート。阪神淡路大震災時には大阪ー神戸間の緊急海上輸送を行った。

1998
ひまわり

ひまわり

大阪にひときわ優雅な観光船が登場。レストランの上品さとクルーズの醍醐味を併せ持つことからウエディングや会議などにも利用されている。

2007
アクアmini

アクアmini

2009年水都大阪イベントに向けて登場。ファミリー・カップル貸切や船上でのライブ・演劇なども行い、気軽なクルーズを提供。

これからの観光船

観光船のための河川施設(港や周辺施設)が充実し、
河川沿いのマンションやオフィスも人気が高まる昨今。

河川整備により、周辺の環境が良くなり、
天満・大阪城付近の住みやすさ、
働きやすさも向上しました。

観光船の乗客は、インバウンド客や地方からの観光客だけでなく、近隣のワーカーや住民も増加しています。

これからの水上バスを知る